セブン・スプリングス コンサルタントのブログ
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世界中の同業者が集まった
FFIは、世界中からファミリービジネスのコンサルタントが集まる機会です。しかも、ここに集まる人たちは普段は同業者であり、お互いに競争相手ですが、この場ではお互いの成果を分かち合い、新しい手法や発見を交換し合う、寛大さにあふれています。 業界... -
FFIに集まる人たち
ファミリービジネスの研究は、学際的なアプローチを取っています。 ファミリービジネスは複雑なシステムのため、さまざまな専門家の知恵が必要になるのです。そのため、FFIにはいろいろなバックグラウンドの人が集まっています。 「あなたのバックグラウ... -
マイアミに来ました
今日からFFI(Family FIrm Institute)の2007年の会議が始まります。場所はマイアミ。昨晩マイアミに入りました。ホテルからの眺めです。 朝7時でもまだ薄暗くい状況です。 これから登録が始まります。 今年は主催者は当初400名の参加を予定していたようで... -
父と子の対立
ファミリービジネスでは、世代間のコミュニケーションが課題になる。これは社長と専務(父親と息子)の関係に顕著に現れる。 父と子の対立の難しさは、どちらも正しさを持っていることだ。 同じ出来事を見ても、人によってとらえ方は全く違う。社長はうまく... -
1000年続いた技術を無くしたらアカン
すこし前の話になるが、NHKの番組、「長寿企業大国ニッポン」で、世界一歴史の長い企業、「金剛組」が紹介された。 残念ながら現在は金剛家の手を離れて、ファミリービジネスとは呼べなくなってしまったが、飛鳥時代からの宮大工の技術を1400年にわたって... -
やっぱり身内は頼りになる
あるベンチャー企業の社長の本音です。この方の実家は三代続く中堅企業で、今は彼の父親と兄が経営しています。 同族経営に疑問を感じて、実家を出て自分の会社を立上げ、10年かけて事業を立派に成長させてきました。 営業に素晴らしい才能をもった方です... -
ファミリービジネスの原点
徳島の上勝町にある、おばあちゃん達が木の葉を育て、料亭などで食事に添えるために出荷する会社、株式会社いろどり の横石社長のお話を聞きました。 おばあちゃん達は個人事業主。はつらつと働きながら、子供にマンションを買ってあげたり、孫の結婚祝い... -
引退の難しさ
私が携わるほとんどの経営者にとって、自分の引退、特に創業社長にとっての引退は、考えたくない問題であるようです。 私自信も、また、現役時代の後継者の仲間も、父親と計画的に引退、承継という事業をすすめた人はまれでした。 残念ながら、高齢になっ... -
バトンタッチ
以前相談があった会社の事例です。創業社長が息子さんに社長を渡したのが、91歳のとき。息子さんは65歳。社長を退いた理由は、「体力が弱まり、手形にはんこが押せなくなった」から。そのとき息子さんはすでに引退を考え、老後の準備を整えていたとの... -
LGBT
FFI(Family Firm Institute)は、今年で設立21年。21年の間には、時代を反映して会議のトピックも移り変わっていきます。 最近まで盛んだった議論は、女性経営者に関する問題です。 欧米においても、従来は直系の長男が事業を相続することが一般的だっ...