セブン・スプリングス コンサルタントのブログ
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ファミリービジネスアドバイザーとは?
ファミリービジネスについてアドバイスを行うコンサルタントは主に3つのタイプに分けられます。 第1のタイプは、一般的な法務、税務、経営などの専門分野からアドバイスを行うスペシャリストです。従来のアドバイザーはこの分類になります。主にオーナー... -
FBAA(一般社団法人 日本ファミリービジネスアドバイザー協会)
FBAAでは、オーナー経営者をはじめ、非同族役員、税理士、弁護士、経営コンサルタント、ファミリーセラピスト、エグゼクティブコーチ、金融、保険関係者、大学教授など、様々な専門分野からのメンバーが参加し、ファミリービジネスに関する知見を交換し、... -
ファミリービジネスコンサルタントのための組織
欧米で先行するファミリービジネス研究の結果、特に米国のファミリービジネスに助言する専門家、学者、研究者の組織、FFI(Family Firm Institute)には、ファミリービジネスに対するコンサルティングのための知見やノウハウが蓄積されています。 これらの... -
ファミリービジネスの特質を踏まえた新しいコンサルティング
ファミリービジネスは常に変化を続けているものです。 3円モデルの各要素、ビジネス環境の変化と成長に伴う変化、ファミリーの発展に伴う変化、オーナーシップの移行に伴う変化、それぞれに大きな課題がありチャレンジがあります。とくに世代交代の時期に... -
ファミリーの意思がビジネスの変化を後押しする
変化や革新の最大の障害は、人の心や組織に根付いた、変化への抵抗感です。 この抵抗感を解消するためには何が必要でしょうか。それはファミリーの強い結束と、ビジネスの変化や革新を支援する、ファミリーの力強いメッセージです。 ●少しビジネス的なファ... -
オヤジとムスコの対立は通過儀礼
オヤジ対ムスコの対決は、父として、また子として成長するための通過儀礼であるように思います。 これは、互いの成長のための、ひとつのプロセスであり、いずれその時代は終わり、男同士として、経営者同士として互いに尊敬し、信頼する時代がやってくると... -
オヤジとムスコの衝突
引き続き、オヤジとムスコ問題です。 私が最も父親と衝突した時期は、父親が60歳~70歳、私が33歳~40歳の頃でした。私には前回でもお示しした下記の図の区分は、説得力あるように見えますが、いかがでしょうか。 この研究は、ダニエル・レビンソンが提唱... -
オヤジとムスコ:相手の世界観を理解する
オヤジとムスコの心の底では、全く異なる動機が働いています。 それぞれの異なる動機から見た世界は、それぞれ違った意味を持つものになります。ある製品の売り上げが思わしくないとき、オヤジは「努力が足りないからだ」と言い、ムスコはマーケティング手... -
オヤジとムスコは世界の見え方が違う
神話の時代から言われているように、父親というものは息子にとって永遠のライバルです。父親は人生の師でもあり、超えなければいけないものでもあります。 ファミリービジネスにおいては、オヤジとムスコの関係は、親子であると同時に上司と部下という二重... -
オヤジとムスコの対決
事業継承の話題として「オヤジ」と「ムスコ」の問題をお話したいと思います。 「オヤジ」と「ムスメ」の場合には、それほど問題にはならないのですが、ファミリービジネスコンサルタントとして私が受ける相談のうち、これは三大課題に入る問題です。多くの...