メンターを持とう

同業者の会や商店会などで尊敬できる先輩に出会うことがある。
後継者の世代であれば父親と同じ年代の先輩から教わることが多い。

従業員との接し方や家庭の問題の解決法など、
父親からは教わりにくい問題や、素直に聞くのに抵抗がある問題も
こういった先輩からは教わりやすいものがある。

父親と同年代の人のものの見方、考え方を知ることで、
父親の思いを理解しやすくなったり、
父親の説得法のヒントを得たりもできる。

こういった先輩の役割をメンターと呼ぶ。

メンターは後継者育成をサポートする重要な役割になる。
事業承継を計画的に行うときには、メンターをおくことは必須である。

後継者育成メンターの候補としては、

  • ビジネス経験豊かな後継者の叔父
  • 取締役
  • 顧問の弁護士、会計士
  • コンサルタント

などがある。

良いメンターにめぐり合うことで後継者の能力は
より豊かなものになる。

生徒の準備ができたときに師は現れるものだ。
メンターを必要とする自分に気づくことがその第一歩になる。

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