FFI 2009 Conference レポート4 :大御所コンサルタント達がクライアント役を演じる

最初のセッションは、
FFIの役員を務める、5名の大御所コンサルタントが
クライアント役として壇上に並び、
進行役や会場からの質問に答えるという形式のセッションです。

コンサルタントに言いたい事は? との問いに、

  • コンサルはビジネスを知らない
  • 時々、自分はコンサルタントから責められていると感じる事がある
  • ただYesかNoかを知りたいだけなのに、大げさな仕事をされる
  • オーナーとしての自分の問題を理解してくれるコンサルが欲しい
  • 自分達にわかる言葉で話して欲しい
  • 自分の価値観を押し付けるな

など、最初から突っ込んだ発言が。

後半は会場からの質問に対しては、
先輩コンサルタントとしての回答が。

問 「FBコンサルタントはYes/Noの答を出せばよいのか?」
答 「ソリューションを提供するコンサルティングと、クライアントが答を見つける
プロセスを支援するコンサルティングがある。我々ファミリービジネスコンサルタントは、
その折衷型であるべき。」

問 「クライアントの依頼を聞くときには何に気をつけるか?」
答 「ファミリーの水面下で起きていることは、始めは見えない。
ファミリーの中に入っていくと、本当の問題が見えてくる。」

問 「コンサル契約を増やすコツは?」
答 「契約を目指すのではなく、結果を志向しろ」

など、ベテランコンサルタントの言葉には重みがあり、
深く考えさせられるセッションでありました。

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