先日伯母が92歳で亡くなりました。
老後は四人の娘とその家族が看てくれて幸せそうでした。
ひとつだけ悔いがあるのは、「家」を続けられなかったこと、とのこと。
伯母は夫婦養子で、ビジネスファミリーに嫁ぎました。
一男四女を授かりましたが、夫に続き、長男も若くして亡くなり、事業も夫の代で閉じました。
大正生まれの伯母にとっては、
家を存続させることは最も大事な使命と思っていたことでしょう。
一つの家がこの世から消えました。
こうして家の形は変化し、社会や時代もまた変化していくのだなぁと、
伯母の笑顔を思い出しながら思っております。
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