ビジネスの発展段階

ファミリーに対して、ビジネスにも発展段階があります。(図参照)

 

ベンチャーとして企業家精神を発揮する「創業」段階、マーケットシェアを一気に拡大させる「拡大/組織化」段階、大きなキャッシュフローが見込める「安定成長」段階、そして「衰退/再生」段階を迎え、新たな製品、市場、ビジネスを開拓して事業を継続させる必要が生じます。

 

製品、サービス、市場によってひとサイクルの期間は違いますが、早ければ数年、長い場合でも10~20年でひとつのサイクルは終わりを迎えます。特に近年ではこのサイクルがどんどん早くなっています。

段階

特徴

課題

創業

・オーナー経営者、未発達の組織

・製品開発、単一製品

・生き残り(市場開拓、

 ビジネスプラン、資金調達)

 

拡大/組織化

 

 

・機能化がすすんだ組織構造

・製品、ビジネスラインの多角化

・マネジメントのプロフェッショナル化

・戦略プランニング

・キャッシュフロー管理

安定成長

・安定的組織構造

・経営チームによる部門別運営

・コスト削減

・マーケットシェアの維持

衰退/再生

・戦略の再考、再投資、レベルの違う変化

・スクラップ&ビルド

・社内ベンチャー

 

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