ファミリーミーティングの議題と3つの分野

たとえ夫婦や家族4人のミーティングであっても、普段のおしゃべりとは違って、少しフォーマルに、形式、手順を追って話し合いをしてみることをお勧めします。

わざわざ人工的にミーティングを行うことには価値があります。自然なおしゃべりと違って、ファミリーミーティングは意識して作っていく必要があります。そのためには、事前に議題を準備して、何週間か前に通知しておきます。

議題として毎回組み込んでおきたいものには、以下があります。

  • 家訓があれば、家訓の唱和 
  • 議事録作成者、タイムキーパーの指名
  • 前回ミーティング以後の出来事、情報の共有
  • 懸案事項に関する議論、意思決定(重い議題と軽い議題をなるべく混ぜる)
  • 次回ミーティングの日時、場所の決定

3つの分野のバランス

ファミリー総会などの機会には、単に話し合うだけでなく、3つの分野に均等に時間配分することが効果的です。3つの分野とは、

1 学習、能力開発

2 計画、実行、意思決定

3 懇親、娯楽   です。

例えば、親子4人のミーティングでは、父親が仕事や社会に関する話を子供たちに聞かせ、そのことについて皆で感想を述べあい、自分たちの日常に活かせることを考え、その後に家族で食事をする、などの工夫を。ファミリー評議会やファミリー総会では、税理士、弁護士など課題の分野の専門家を招いて勉強し、その後懇親会を行うなどのバランスです。時間配分もこの3つの分野が均等になるように工夫します。

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