事業承継計画は10年のスパンで計画したいものです。
65歳で交代するなら、55歳には計画に着手する必要があります。計画策定をスタートさせるのは現社長の責任です。まわりの人たちは誰も言い出すことはできないのです。ドラッカーが、事業承継は「偉大な経営者と呼ばれるための最後のテスト」と言った理由がここにあります。
交代の時期を決めようとしない社長に対して、デュポン社の元CEO、アービング・シャピロは次のように述べたといわれます。
「いかなる最高経営責任者も、経営者の地位は自分のためにあるのではなく、社のためにあるのだということを忘れてはならない。経営者の座を降りる時機を知るのは、経営者の任務である。」
コメント
コメント一覧 （1件）
説得力ある内容ですね。
勉強になりました。
有難うございます。