後継者に対する評価は、短所よりも長所に着目する

リーダー能力を養うためのポジションが都合よく空席になっているケースは少ないものです。

特に小規模のビジネスほど融通が利きにくく、どこでこのバランスをとるかが課題になります。ビジネスには有無を言わせぬ状況はつきものです。 したがって、早い時期にリーダーシップ育成のための計画を立てることが必要になります。

後継者の長所を伸ばすことを優先し、短所については、大きな失敗をしない程度に補足的な課題として考えます。例えば、内向的な後継者は、営業でリーダーシップを発揮するよりも、管理・製造などの分野でリーダーシップを発揮する方が効果的だからです。