オヤジとムスコの対立は通過儀礼

オヤジ対ムスコの対決は、父として、また子として成長するための通過儀礼であるように思います。

これは、互いの成長のための、ひとつのプロセスであり、いずれその時代は終わり、男同士として、経営者同士として互いに尊敬し、信頼する時代がやってくると考えるべきでしょう。対決の時代には、しっかりと対決することが必要です。しかし、それがビジネスに害を及ぼすことがないよう、互いに知恵を使うことが大切です。

特にこの時代に質の高いコミュニケーションをとるために、いくつかの方法を提案します。

  • オヤジとムスコの間で「相手の話を最後まで聴く」というルールを設ける。これによって、不要なケンカはほとんど起きなくなります。
  • 対策を議論する前に、まず現実をどう受け止めているかを話し合う。現実の理解が違っていると、対策を議論してもかみ合わず、ケンカで終わることになります
  • 職場でこっそりと、オヤジはムスコの、ムスコはオヤジの席に座ってみる。相手になりきって、相手の身体で世界を感じてみます。そこからいつもの席にいる自分の姿をイメージしてみます。相手の目から自分の姿を見てみるのです。相手の立場になってみることで、相手が自分に何を期待し、何を与えたいと思っているのかが実感できます。
  • ケンカになったらそれを楽しむ。ケンカの後で冷静に考えると、相手の意見の根底にある気持ちや考えが理解できることが多いものです。ケンカもコミュニケーションのひとの形なのだとかんがえましょう。
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