先日、大学のゼミの恩師のお墓参りを同期の仲間6人とともにしました。
ちょうど五分咲きの鎌倉の桜を楽しむこともできました。
「家の墓、どうする?」といった話の出るお年頃です。自分の代で墓じまいをすることを考えている人もいれば、子供に墓守を託そうとしている人もいます。
私たち夫婦は、お墓は社会情緒資産(socio emotional wealth)の象徴だと思っています。ですから、できれば代々守っていけるといいなぁと話しています。お墓が縁のある土地に存在することで、ファミリーのルーツを確認し、同じルーツを持つファミリーとしての結束を意識でき、先祖の生き方を振り返り、自分たちの今と将来について共有できる、大事なファミリーの世界軸(axis mundi)となるものだと考えています。
子や孫に手間をかける負債と考える方の気持ちもわからなくはないですし、ひとくちにお墓といってもこれからの時代は形も様々になるとは思いますが、ファミリーの資産として考えてみるのはいかがでしょうか。
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