ファミリービジネス– category –
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第4世代ははとこ共同所有(ファミリーダイナスティ)に
4世代目になると、更にはとこ同士の株主になります。中には互いに顔を見たこともない、話をしたことがない株主もあるほどです。共通の曽祖父を持つという関係ですが、祖父母の記憶があっても、曽祖父を記憶している人はほとんどいないでしょう。多くの場... -
アジアのFBコンサルタントの勉強会
年に3,4回、アジア各国のファミリービジネスコンサルタントとオンライン勉強会を行っています。 日本、香港、シンガポール、マレーシア、インドネシア、インド、タイ、フィリピン、オーストラリアなどから、ファミリービジネスに助言するメンバーが参加します。 -
対立の管理スタイルを知ろう
次世代の人たちが協力し合って、生産的な対立を大切にし、不健全な対立を排除する努力が大切です。強い絆を持ち、質の高いコミュニケーションをとるファミリーは、健康的なファミリーの関係を維持、発展させる努力を惜しみません。 これはオーナーファミリ... -
ファミリーの秘密
人間、誰にでもコンプレックスや問題があるものです。成長し続けようとしている人ならなおさら問題は次から次へと出現します。それを克服したり、乗り越えたりして成長ができます。 個人と同じように、どのファミリーにも多かれ少なかれ問題があるものです... -
親の引退についてどう話したらいいかステップ3:準備すること
先々週に引き続き、親の引退についてどう話したらいいか ランズバーグ博士の回答ステップ3をご紹介いたします。ステップ3は「準備すること」出典:"Enabling Next Generation Legacies " Peter Jaskiewicz & Sabine B. Rau 著 承継の準備が整ったかど... -
親の引退についてどう話したらいいか ステップ2:「リスクマネジメント」
ランズバーグ博士の回答、2つ目のステップはリスクマネジメントです。(出典:"Enabling Next Generation Legacies " Peter Jaskiewicz & Sabine B. Rau 著) 承継計画は、リスクマネジメントでもあります。関係する人たちの能力がビジネスやファミリ... -
親の引退についてどう話したらいいか ステップ1:「信頼」を高める
前回からの続きです。 親の引退について、話を始めるための最初のステップは、次世代が自身の後継者としての「信頼(credibility)」を高めるため、あらゆる努力を尽くしている、と認められることです。 マキャベリーは「パワーは与えられるものではなく、獲... -
親の引退についてどう考えたらよいか
親の引退についてどう考え、話を切り出したら良いのでしょうか。 ファミリービジネスコンサルタントの巨匠 イワン・ランズバーグ氏は、“Enabling Next Generation Legacies ” Peter Jaskiewicz & Sabine B. Rau 著 の中で、このことに回答を寄せていま... -
ファミリービジネスの世代を超えた発展の鍵
ファミリービジネス研究は、1980年代に欧米で本格化しました。 ファミリービジネスは、非ファミリービジネスと比べて、非財務的な目標を追及している、という発見から、ファミリービジネスの業績の良さとその理由、さらに多世代にわたる事業発展の秘密が研... -
現社長の引退を促すもの
後継者からの相談で一番多いのは、「社長の引退がいつになるのか?」で、「引退の話をどう切り出したら良いか」に悩まれています。 現職の社長が、引退すべき年齢になっても引退することが難しいという研究がされています。引退することが難しいのはなぜで...