ファミリービジネス– category –
-
永続性の危機
経営環境が大きく変化しています。インターネットを活用することはほとんど全ての業種で戦略的に重要な要素になりました。また、グローバル化の波によって、これまでのわが国独自の商習慣の常識を手放す必要が出てきています。さらに、モノが行き... -
距離間が広がる ファミリーとビジネス
ファミリービジネスコンサルタントとしてこれまで多くのご相談をいただきましたが、それらのご相談を振り返ると、あるパターンに気がつきます。それは、戦後の高度経済成長と共に仕事(ビジネス)と家庭(ファミリー)との距離が広がったというこ... -
世界では尊敬されるファミリービジネス
世界経済の主役はファミリービジネスと言っても過言ではないのですが、わが国では低く見られる風潮があることを、私は残念に思っています。マスコミが会社の不祥事を同族経営のせいだと短絡的に結論付けることも、ファミリービジネスの健全な成長に少なか... -
世界経済はファミリービジネスが動かしている
「ファミリービジネス」という言葉は、国によって制度が異なるため、研究者の定義が定まっていないのが実情ですが、本ブログでは、一般社団法人日本ファミリービジネスアドバイザー協会(FBAA)の定義している「ある特定のファミリー(創業家)が会社の所... -
経営論の大転換
ファミリービジネスの繁栄と永続のためには、単にビジネスを伸ばす努力だけでは不十分であることを、私は会社を失って初めて気がつきました。あまりにも多くの方がたにご迷惑をかける結果となり猛省し、何が足りなかったのか、何が必要だったのかを学び始... -
MBAでは学べなかったこと
私は寝具の製造卸業を営む家の四代目の長男として生まれ、幼いころから「お前は跡継ぎだ」と言われて育ちました。四代目にふさわしいビジネス教育を受けて会社を発展させたいと考え、マーケティング、財務などを米国で学び、意気揚々と帰国し父の会社に入... -
200年の視野を持つ
ファミリービジネスは200年のスパンで見るべきです。200年と言えば、ほぼ七世代にあたります。創業から三代目まで続く企業は、運が良かったということです。そこからさらに七代目まで続けるには、ファミリーの実力が問われます。その中で重要なのは、二代... -
このブログについて
多くの同族企業で、本来発揮されるべきファミリービジネスだからこその強みが発揮されず、次世代の事業意欲が育たず、永続性が阻害されています。 本ブログを通して、読者の皆様にファミリービジネスであることに自信と誇りを持ち、その独自の強みをいかん... -
三代で終わらせないために
弁護士として長年ロックフェラー家をはじめとする数多くのファミリーの資産管理や子弟教育に携わっているジェームズ・ヒューズ氏は、同族経営が3代で終わるのは自然の摂理だと言っています。 次世代、次々世代の繁栄のための策をとらなけれ... -
FFIコンファレンス 2016
今年のFFIコンファレンスはマイアミで行われました。 FFIは会員数1800名、世界70か国から参加しています。 大会には42か国から366名が参加。 昨年のロンドンと比べて、アジアから遠いせいか、アジア人の参加者は少なかったのですが、 さすがにフロリダだけ...