ファミリービジネス– category –
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社外取締役か、諮問委員会か?
前回のブログで、ファミリービジネスにおいて社外取締役の重要性をお伝えしました。 しかし、社外取締役は法的な責任を伴うため、拘束力のない「諮問委員会」として社長や取締役に対するアドバイスを行う方法もあります。社外取締役か、諮問委員会かという... -
ファミリー企業のガバナンス2 社外取締役について
ファミリー企業のガバナンスに関して、強くお伝えしたいことは、社外取締役や社外監査役は、大企業や上場企業以上に、ファミリービジネスにおいて必要である、ということです。 ファミリービジネスにおいては社長の任期は上場企業よりも圧倒的に長く、意思... -
ファミリー企業のガバナンス 1
コーポレートガバナンスに関しては、多くの書籍で語られていることなので、特にファミリービジネスにとって重要な二つの点についてお話します。 ひとつ目は「社外取締役の採用を含めた取締役会の機能化」、もうひとつは「ファミリーの価値観と企業理念の一... -
ファミリーオフィス
ファミリーガバナンスが最も公式に行われる形態として、ファミリーオフィスが挙げられます。ファミリーオフィスとは、ファミリーの富を世代を超えて維持、発展させるための機構のことです。 ファミリーの富とは、人的資本、社会関係資本、財的資本のことで... -
情緒的オーナーシップ
会社の株は本家の長男が集中的に所有していても、いとこ、はとこまでがビジネスに参加しているような場合、一族の動向がビジネスにも大きな影響力を持つ状況であれば、ファミリーは情緒的なオーナーである、ということができます。 単純に株を持つこと(法... -
夫婦のミーティング
どの段階のファミリーにとっても、基本的に大切にしていただきたいのが夫婦のミーティングです。ファミリーの基本単位は世帯、つまり夫婦と子供の単位です。 夫婦のミーティングに、わざわざ日時や議題を決めて行うのは不自然だとおっしゃる方があるかもし... -
ファミリーミーティングの必要性
ファミリーガバナンスの基本は、ファミリーが定期的に話し合う場を持つことです。ファミリーガバナンスのためのファミリーミーティングは、あらかじめ日時、場所、議題を決めて定期的に行います。 【法事はファミリーの結束を高める機会】 冠婚葬祭などの... -
ファミリーエンタープライズ
FBAAファミリービジネスアドバイザー資格認定プログラム資料より オーナーシップが単独所有から兄弟所有、いとこはとこ所有へ進み、ビジネスが多くの非同族経営陣によって運営される規模になると、ファミリーガバナンスとビジネスガバナンスをしっかりと構... -
ビジネス(コーポレート)ガバナンス
企業のガバナンスを担う中心的な機構として取締役会があります。ファミリーとビジネスがそれぞれ発展すると共に取締役会の役割、機能も変化していく必要があります。 ほとんどの創業世代のファミリービジネスでは、取締役会は法的な手続きのためだけに存在... -
どんなビジネスファミリーにもファミリーガバナンスを
前回、前々回でご紹介した3つのファミリービジネスは、それぞれ規模が違い、創業からの年数も違います。しかし、その取り組みには共通するものがあります。それは、「ファミリーガバナンス」です。 ガバナンスという言葉は人によって様々な意味に用いられ...