ファミリービジネス– category –
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ファミリービジネス
コロナに対する世界のビジネスファミリーの対応
スリランカの世界的なファミリービジネスのお茶の事業を営むDILMAHディルマは、コロナウイルスに対応しながら迅速な製造を行い、労働者を保護し、オーナーファミリーの持つ人道的な価値観でCovid-19後の世界を再調整するよう呼び掛けています。 DILMAH社の... -
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ファミリーの社会関係資本
事業の資産だけでなく、ファミリーメンバーが持つ現預金、有価証券、不動産などを財的資本と呼びます。肯定的な関係を持つファミリーは財的資産も融通しあうことが多いです。また、社会的信用が高いファミリーは、外部の財的資産も使いやすいものです。 人... -
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ファミリーの人的資本と社会関係資本
ファミリー資本は、人的資本、社会関係資本、財的資本、そして近年新たに加わった、情緒的資本という要素からなっています。 ■ファミリーの人的資本 ファミリー性を高める個人の能力、経験、知識、意欲などをファミリーの人的資本と呼びま... -
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ファミリー資本
ファミリー性を生み出すのは、ファミリー構成員一人ひとりの能力であり、ファミリー性はファミリービジネスの財産です。また、ファミリー内の人間関係もファミリー性を高める財産です。一族が大切にする価値観は、この財産を有効に活かすための基... -
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持ち株比率よりも倫理と参加が大切
倫理志向についての米国での研究結果※で、ファミリーのビジネスへの参加度合いが高いほど、倫理志向が高まり、業績が良くなることが検証されました。 特に興味深いのは、持ち株比率よりも、 ・多世代のファミリーメンバーが参加しているこ... -
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ファミリーの参加で倫理志向と業績が高まる
私が関わらせていただいているファミリービジネスにも、地域で尊敬を集め、そこで働くことが誇りとされる企業が多くあります。地域に対する貢献と地域の人たちを大切にする心がお目に掛かったオーナー家の方たち全員に感じられます。 不況... -
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ファミリネス発揮の好例:株式会社ふくや
ファミリー性(ファミリネス)の事例として、明太子の発祥の会社、博多の株式会社ふくやをご紹介します。 従業員数690名、業界一の売り上げ(平成27年度149億円)をあげる会社です。戦後、釜山から引き揚げてきた創業者夫妻(川原俊夫氏・千鶴子氏... -
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ファミリービジネスの強さの源泉:ファミリネス
「ファミリー性(Familinessファミリネス)」(※1)という言葉があります。これはファミリービジネス研究者による造語ですが、成功するファミリービジネスには、競争力の源泉となるものがあり、それはオーナー家に起源をもつものです。ファミリー... -
ファミリービジネス
ファミリーはビジネスに対して何を提供すべきか
このブログで何度かご紹介してきた3円モデルは、全体のファミリービジネスシステムを形づくるサブシステムとして、ファミリー、ビジネス、オーナーシップが、それぞれ相互に長期的に影響し合うものであることを表しています。 言うまでも... -
ファミリービジネス
ファミリー、ビジネス、サブシステム間の好循環を目指せ
分散オーナー型を選択し、ファミリーガバナンスに失敗した場合、分散オーナー型は単独オーナー型に劣るもので、ファミリー内部の対立、ビジネスに対する無関心、全体を見ることなく利益のみを追求する分家、経営陣の人事をめぐる対立などの混乱を招き、や...