ファミリーガバナンス– category –
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夫婦のミーティング
どの段階のファミリーにとっても、基本的に大切にしていただきたいのが夫婦のミーティングです。ファミリーの基本単位は世帯、つまり夫婦と子供の単位です。 夫婦のミーティングに、わざわざ日時や議題を決めて行うのは不自然だとおっしゃる方があるかもし... -
ファミリーミーティングの必要性
ファミリーガバナンスの基本は、ファミリーが定期的に話し合う場を持つことです。ファミリーガバナンスのためのファミリーミーティングは、あらかじめ日時、場所、議題を決めて定期的に行います。 【法事はファミリーの結束を高める機会】 冠婚葬祭などの... -
ファミリーエンタープライズ
FBAAファミリービジネスアドバイザー資格認定プログラム資料より オーナーシップが単独所有から兄弟所有、いとこはとこ所有へ進み、ビジネスが多くの非同族経営陣によって運営される規模になると、ファミリーガバナンスとビジネスガバナンスをしっかりと構... -
どんなビジネスファミリーにもファミリーガバナンスを
前回、前々回でご紹介した3つのファミリービジネスは、それぞれ規模が違い、創業からの年数も違います。しかし、その取り組みには共通するものがあります。それは、「ファミリーガバナンス」です。 ガバナンスという言葉は人によって様々な意味に用いられ... -
ファミリービジネス事例2 山元グループの場合
2000人を超える従業員を擁し、地方都市に本拠地を置きながら国内40か所の営業拠点で事業を行い、住宅、マンション、不動産関連事業を展開する山元グループ(仮名)は、明治後期に設立され、昨年創業110周年を祝いました。創業者の山本信吾郎氏は、林業を営... -
ファミリーの幸福とビジネスの発展事例1
ファミリービジネスの具体例を2つご紹介いたします。 【近藤電器店(仮名)】 近藤電器店の近藤修社長は、父親が開業した家族経営の電器店の二代目社長です。高校卒業以来、父親の店を手伝い、5年前に社長を交代しました。父親の代から親身に顧客の相談に... -
複雑なシステム
ファミリービジネスシステムは、ファミリー、ビジネス、オーナーシップの3つの要素が重なり合うことに加え、複数の世代が関わり合っていることも特徴です。引退した長老世代、現役の働き盛りの世代、学生、子供などが同居するシステムです。複数の世代がそ... -
帽子のかぶり分け
ファミリーとビジネスの帽子をかぶり分ける 【ファミリーとビジネス、異なる価値の重複】 会社で働くファミリーメンバー、特に社長や後継者などのビジネスとファミリーが重なる部分に位置する人は、二つの異なる価値観を同時に持つことになります。 この二... -
ファミリービジネスの構造的な課題
ファミリーとビジネスは、全く異なる性質を持つサブシステムからなるシステムです。愛情や感情を大切にするファミリーに対して成果や効率を追求するビジネス、この二つが複雑に重なり合うのがファミリービジネスの基本的な構造です。 3円モデルの中のビジ... -
ファミリー内で立ち現れる役割(ロール・ゴーストロール)
前回に引き続き、ファミリービジネスを深く理解するために、ビジネスファミリーに起きがちなパターンをご紹介します。 ●ロールとゴーストロール ロールとは、具体的な行動や考え方の手本となる役割のことです。家庭をつくるということは、無意識に、家族の...