後継者– category –
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親の引退についてどう話したらいいかステップ3:準備すること
先々週に引き続き、親の引退についてどう話したらいいか ランズバーグ博士の回答ステップ3をご紹介いたします。ステップ3は「準備すること」出典:"Enabling Next Generation Legacies " Peter Jaskiewicz & Sabine B. Rau 著 承継の準備が整ったかど... -
親の引退についてどう話したらいいか ステップ2:「リスクマネジメント」
ランズバーグ博士の回答、2つ目のステップはリスクマネジメントです。(出典:"Enabling Next Generation Legacies " Peter Jaskiewicz & Sabine B. Rau 著) 承継計画は、リスクマネジメントでもあります。関係する人たちの能力がビジネスやファミリ... -
親の引退についてどう話したらいいか ステップ1:「信頼」を高める
前回からの続きです。 親の引退について、話を始めるための最初のステップは、次世代が自身の後継者としての「信頼(credibility)」を高めるため、あらゆる努力を尽くしている、と認められることです。 マキャベリーは「パワーは与えられるものではなく、獲... -
親の引退についてどう考えたらよいか
親の引退についてどう考え、話を切り出したら良いのでしょうか。 ファミリービジネスコンサルタントの巨匠 イワン・ランズバーグ氏は、“Enabling Next Generation Legacies ” Peter Jaskiewicz & Sabine B. Rau 著 の中で、このことに回答を寄せていま... -
ファミリービジネスの世代を超えた発展の鍵
ファミリービジネス研究は、1980年代に欧米で本格化しました。 ファミリービジネスは、非ファミリービジネスと比べて、非財務的な目標を追及している、という発見から、ファミリービジネスの業績の良さとその理由、さらに多世代にわたる事業発展の秘密が研... -
後継者の悩み「社員に言葉が通じない」
後継者がビジネススクールで学んだり、違う業種で勤務したりした後、家業に入ったとき、会社の人たちと言葉が通じない、という悩みを聞くことがあります。 私自身、ビジネススクールから父親の会社にもどり、学んだ成果を活かそうと躍起になり、「言葉が通... -
脱皮しない蛇は滅びる
大学の同窓会で、就職したての頃の話になりました。1979年の新入社員研修にはソロバンがあったね、それから、ワープロで文章を客先に送るのは失礼だと言われ、手書きで書いていたよね、と話しました。 綾小路きみまろ ではないですが、あれから40年。今は... -
分散型オーナーシップの発展段階
ファミリービジネスが継続し、4世代目になると、はとこ同士が株主になります。中には互いに顔を見たこともない、話をしたことがない株主もあるほどにまで広がります。 共通の曽祖父を持つという関係ですが、祖父母の記憶があっても、曽祖父を記憶している... -
核家族からファミリーネットワークへの進化
ヤングアダルトファミリーから世代交代へと、核家族ファミリーは段階を踏んで発展していきますが、さらに世代を重ねてゆくと、ファミリーは「核家族」、「多世代家族」、「ファミリーネットワーク」へと進化していきます。 3次元発展モデルの開発者の一人... -
減少する親族内承継
近年では、中東諸国、インド、シンガポール、香港などアジア諸国でこれらファミリーガバナンスの取組みを行うファミリービジネスが急速に増えています。 また中国においては、改革開放政策によって生まれた企業が世代交代の時期を迎えており、ファミリービ...