後継者– category –
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スチュワードシップとは
ファミリービジネスにおいて、所有者であり、経営者であるリーダーも、経営に携わらないファミリー株主も、委託された株主・経営者としての責務を全うし、次の世代に引き渡すことを目的としています。 聖書には、スチュワードシップという言葉こそ... -
盛んになるファミリービジネス教育
米国のFFI(Family Firm Institute)によると、2014年時点で世界には182の大学・大学院がファミリービジネスのコースを提供しており、その中の24校は学生だけでなく、社会人向けのコースも提供しているとのこと。 これは2013年までの5年間... -
家族で学ぶファミリービジネス経営論
ファミリービジネス研究は、欧米ではひと足早く進み、ファミリーたちが研究の成果をすでに実践で活かし始めています。 2011年8月22日の『ウォール・ストリート・ジャーナル』に「家族そろって学校へ通う」と題した記事があります。 「ファ... -
大事にしたい婿養子の貢献
欧米のファミリービジネス研究者の間で、日本の婿養子の慣習が話題になることがあります。 日本では同族企業で婿養子が後継者になることは珍しいことではありません。男子が生まれなかった場合、あるいは男子が経営者にふさわしい能力を持たない場... -
親族内承継にもっと光を
終戦後に多くの企業が創業しました。戦後の復興期に創業した会社は、60~70年経過し、創業者の孫の世代へと交代する時期にきています。また、高度成長期に創業した会社は、30~40年が経過し、二代目社長への世代交代が進んでいます。事業承継のた... -
世代交代が早いほど業績は向上する
中小企業経営者の平均年齢が高くなっています。中小企業白書(2013年版中小企業庁)によると、事業承継時の経営者の平均年齢は、70.5歳(小規模事業者)、67.7歳(中規模企業)です。これは、30年前の62.2歳(小規模事業者)、61.3歳(中規模企業... -
大廃業時代
日本政策金融公庫総合研究所が2009年に行った中小企業の事業承継に関するアンケート結果によると、40%以上の企業で社長の後継者が決まっていないとされています。10年前のデータなので、現在はさらに進んでいる可能性があります。 後継者... -
永続性の危機
経営環境が大きく変化しています。インターネットを活用することはほとんど全ての業種で戦略的に重要な要素になりました。また、グローバル化の波によって、これまでのわが国独自の商習慣の常識を手放す必要が出てきています。さらに、モノが行き... -
距離間が広がる ファミリーとビジネス
ファミリービジネスコンサルタントとしてこれまで多くのご相談をいただきましたが、それらのご相談を振り返ると、あるパターンに気がつきます。それは、戦後の高度経済成長と共に仕事(ビジネス)と家庭(ファミリー)との距離が広がったというこ... -
経営論の大転換
ファミリービジネスの繁栄と永続のためには、単にビジネスを伸ばす努力だけでは不十分であることを、私は会社を失って初めて気がつきました。あまりにも多くの方がたにご迷惑をかける結果となり猛省し、何が足りなかったのか、何が必要だったのかを学び始...