ファミリー、ビジネス、オーナーシップのバランスに基づく事業承継の支援

事業承継計画

事業承継計画は引き継ぐ10年前から始めることが理想的です。
事業、ファミリー、オーナーシップで、時間軸とメンバーの役割をマトリックスにします。
メンバーは具体的に承継までに何をすればよいのかが明確になり、お互いのサポートが可能になります。

ファミリーとビジネス間のコミュニケーション
(バランスポイントモデル)

ファミリーガバナンスとビジネスガバナンスの橋渡しに、バランスポイントモデルがあります。
これはファミリーとビジネスという二つのグループの異なる利害関係を調整し、統一することをバランシングと称し、これが行われる場所をバランスポイントと呼びます。
例えば、オーナーと、事業のマネージャーたちの間にバランスポイントに取締役会を設定します。
オーナーグループは要望を取締役会に提出しマネージャーグループは戦略プラン・年次計画を提出します。取締役会はこの二つを評価し、時には修正を求める権限を有します。
双方の要望に対立がある場合は、取締役会が対立を解消するための支援を行います。

目次