ファミリービジネスコンサルタントの選び方

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第一条件はコンサルタントとの相性

ファミリービジネスのコンサルタントやアドバイザーを選ぶにあたり、重視していただきたいのが、家長、オーナー社長をはじめとする主要なファミリーメンバーとコンサルタントとの相性です。

ファミリービジネスコンサルティングは、単なるソリューションの提示だけでなく、ファミリーとビジネスが目標に向けて、変化するプロセスを支援するという、息の長い取り組みになりますし、時には、「客観的なファミリー外の親戚」のような存在にもなるからです。

ファミリーの関係を改善し、世代を交代するプロセスでは、心の痛む課題にも立ち向かう必要があります。そのようなプロセスをともに歩むアドバイザーは、時には聞きたくないような助言をすることもあります。耳の痛い話を聞ける相手を選ぶこと。この点でアドバイザーとの相性はファミリービジネスコンサルタント選びの第一条件と言うことができます。

その他の条件

その他に、以下のポイントもコンサルタント選びの判断基準としてご活用ください。

  • 秘密保持を順守する人か否か
  • 権威志向でなく学習志向のコンサルタントであるかどうか
  • 自己の価値観に忠実で信頼に値するか
  • クライアントファミリーとビジネスの利益を深く考える人か
  • 人の話をよく聴き、誠意を持って考えを伝えているか
  • 奥深い能力と豊かな経験、幅広い知識を持つ人かどうか
  • メンバーとの個別対応もいとわない、きめ細やかなプロセスを踏めるか
  • 先入観なくものを見て最悪を想定できるか
  • 複数のアドバイザーの知恵を活かし、ファミリービジネス全体の利益を考えているか

良いコンサルタントやアドバイザーを得ることで、ファミリービジネスの発展と永続はより確かなものになります。長期にわたる関係を持てるような人格と深い経験、能力を持ち、誠実に、率直に意見を述べることのできる人物が望ましいものです。

セブン・スプリングスのコンサルタントは専門機関の資格認定証を所持しています

● コンサルタントの武井一喜は米国FFI(Family Firm Institute)の上級ファミリービジネス/ウエルスアドバイザー資格認定証保持者で、FFIのフェローです。

● コンサルタントの武井淳はFBAA(日本ファミリービジネスアドバイザー協会)のファミリービジネスアドバイザー資格認定証保持者です。

専門機関のトレーニングを修了し、多数の事例を経験しているセブン・スプリングスにご相談ください。

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