セブン・スプリングス コンサルタントのブログ
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次期経営チームの育成
創業者と違い、後継社長がひとりで会社を動かすことは難しいものです。なぜなら、世代交代の頃には組織は創業時より複雑になり、利害関係者の数は増し、管理すべき要素が格段に増えるためです。 そこで、後継者を中心とした次期経営チームの育成が必要にな... -
ファミリーとビジネスの整合性
ファミリービジネスが経営理念や事業戦略を考える場合、ファミリーのニューロロジカル・レベルとの整合性も必要です。 ビジネスの計画と、ファミリーの計画を並行的に行うことです。これは図のようなイメージです。 ファミリーミーティングで言語化された... -
経営理念、事業戦略を見直す
経営理念の再構築にあたり、ロバート・ディルツ氏の「ニューロロジカル・レベル」を会社にあてはめて考えてみます。 下記の図に示すように、企業をニューロロジカル・レベルの階層構造に照らした場合、経営理念や、ミッションステートメントは「自己認識」... -
社長の最も大事な仕事
前回までロバート・ディルツ氏のニューロロジカルレベルについてお話しました。 リーダーシップという点での社長の最も大事な仕事は、社員の自己認識レベル(存在そのもの)をサポートすることです。 その社員の貢献度の高い低いに拘わらず、褒めるにせよ、... -
各階層の役割 ニューロロジカルレベル
ロバート・ディルツ氏のニューロロジカルレベルで、人の意識のどの部分をどんな人がサポートするのかを見ると、次のようになります。 ●環境をサポートする人:世話役、保証人、道案内 ●行動をサポートする人:インストラクター、スポーツコーチ ●能... -
「あなたは素晴らしい存在」ニューロロジカルレベル
前回に引き続き、ロバート・ディルツ氏のニューロロジカルレベルをお伝えします。 例えば、誰かがあなたにこのように言ったとします。ひとつずつ想像してみて、聞いたときにどんな感じかを試してみてください。 あなたの環境は素晴らしい あなたの行動は素... -
経営理念の再構築のための「ニューロロジカル・レベル」
経営理念を考える際のフレームワークとして、「ニューロロジカル・レベル」というモデルをご紹介します。 これはNLPユニバーシティのロバート・ディルツ氏がまとめた、人の意識をいくつかの階層に分けて考える階層構造モデルで、コミュニケーションに役立... -
継承後のビジネスの準備
現社長の重要な仕事は、自分がいなくなってもビジネスが成長していくようにすることです。そのためには「もし業界の経験のない人に会社を売却するとしたら、会社の価値を高めるために何が必要だろう?」と考えてみることです。 経験のない人がオーナー社長... -
後継者の4タイプ
なぜ後継者になるのか、モチベーションはどこにあるか。次期社長のコミットメントを4つのタイプに分類し、それぞれの社長就任後の業績を調べた研究があります。 1 情緒的コミットメント(want to) 会社のゴールに対する得心と、それに貢献したいという... -
兄弟経営の成功要因 後編
兄弟チームの成功に大きな影響があるのは、 1 タスクを完了するために必要な経営資源へのアクセス 2 兄弟チーム内のスキルの多様性 3 目標、ビジョンを共有し、合意を形成する戦略プランニング の3つの要素であることを前回のブログでもお伝えしま...