セブン・スプリングス コンサルタントのブログ
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老舗企業3社の社長の言葉
中小企業基盤整備機構の「事業承継フォーラム2010」に行ってきました。 老舗企業3社の社長の言葉から、 「自分でやりたいことは自分でやらず、次の世代にやってもらう」(山本山 山本嘉一郎社長) 「ふりむけば未来」(小西酒造 小西新太郎社長<木村尚... -
放っておくほど危険、「承継の談合」
「承継の談合」と呼ばれる現象がある。事業承継を話し合う必要があるにもかかわらず、誰もそのことを言い出さない。当事者の間に承継について触れることを避けようとする心理的な力が働くことを言う。 父親の死についての話に繋がるため、そのことに触れた... -
事業戦略をブラッシュアップする絶好の機会
事業戦略を策定するとき、経営者には悩みが多いものです。特にそれが革新的な計画であるほど、その悩みは大きくなります。 経営者が一人でプランしていても、ひとりよがりのプランになりがち 他の経営者の意見も取り入れたい 中途半端なまま社内に持ち込ん... -
大学恩師の新著の感想
新著「同族経営はなぜ3代でつぶれるのか?」を持って、大学時代の恩師にご挨拶に行きました。 見返しページに先生のお名前と自分の名前を書いた本を差し上げたところ、先生の最初の感想は、「君は相変わらず字が下手だね。」 あとから、内容は褒めていた... -
「同族経営はなぜ3代でつぶれるのか?」(優秀なファミリービジネスになるための方法)
私の2冊目の本が8月13日に店頭に並びました。 「同族経営はなぜ3代でつぶれるのか?」(優秀なファミリービジネスになるための方法)~200年続く会社になる「仕組み」のつくり方~ クロスメディア・パブリッシング ⇒Amazonへ 山田修... -
ファミリービジネス・ワークショップ 動き出しました
5月から始めたファミリービジネス・ワークショップ、昨日、第3回を終わりました。ファミリーとビジネスの重なりのマネジメントについて、家族と共に学び、実践していただく勉強会です。参加されているファミリーの中に、少しずつですが前向きな変化が起... -
経産省 ファミリービジネス研究会の報告書
昨年末から行われていた、経済産業省のファミリービジネスにかんする研究会ですが、このほど報告書がまとまり、公開されました。 http://www.meti.go.jp/policy//local_economy/nipponsaikoh/family.htmlファミリービジネスの中でも、特に老舗企業に着目... -
ファミリービジネス・ワークショップ 「200年続く同族企業(ファミリービジネス)をつくる」
ファミリービジネスの繁栄と永続の秘訣を実践するためのワークショップです。 ■今回のテーマ:ファミリービジネスとコミュニケーション ■日時:5月15日(土)14:00~17:00 ■場所:東京 渋谷 (お申し込みの方に詳細... -
ビジネスに従事するファミリーメンバーの世代構成が多岐にわたるファミリー企業は、イノベーションに積極的
ファミリービジネスは保守的であるというイメージが強いが、一言で保守的と片付けてしまうことは危険のようだ。ファミリービジネス研究に積極的な、アメリカのバブソン大学のShaker A. Zahraの研究がある。(Family Business Review, Vol. 18, No. 1, 23-40... -
創業一族が「公平さ」の意識を育てると次世代の有能なメンバーがファミリービジネスに参加する
オヤジ(社長)とムスコ(専務)のコミュニケーションの問題に次いで受けることの多い相談が、兄弟・姉妹の間の問題です。会社でのポジションや、相続する遺産にまつわる「不公平感」がこの問題の根底にあります。子供のころから親や祖父母に、「長男が後...